2024に見た映画たち

ベスト5

あの夏、一番静かな海

ムーンライト

ファイトクラブ

カメラをとめるな!

THE SOCIAL NETWORK

 

それぞれ一言くらい

 

あの夏、一番静かな海

前置きや演技すぎるセリフがなく、するっと死んでいくからリアルなんだけど、いろんなものに急かされて生きている自分からは遥かに離れていて、静かで、優しくて、懐かしい。

 

ムーンライト

全体的に青が強調されていて美しかった。夏の夜の海を見に行きたくなる。人間関係を深く考えすぎない感じもあるのか、とか思ったけどこの映画は言葉にするのが難しい魅力があって唯一、序盤から同じ集中力で見れた。

 

ファイトクラブ

結局テイラーはいなくなって、僕はどう生きていけばいいのかを考え続けなくてはいけなくなったけど変わってもいいんだと思わせてくれた。テイラーが映画を作ってるみたいな設定だったからこの映画自体も、、?みたいなメタ要素を入れてくるかと思ったけどなかった。なくてよかった。

 

カメラをとめるな!

やっぱり、B級映画が好き。当時流行った時に見なかったけど、去年見て本当に良かった。映画の仕組みというよりすごい身近な人の嫌なとことか、一発のチャンスを狙ってる人とそうじゃない人の温度差とか、家族の感じとか、そういうところが好きで、テーマソングも最高だった。多分、唯一泣いた。

 

THE SOCIAL NETWORK

自分に才能が有ったらこうなっていたんだろうなと思ってしまった。そう思わせるような不器用さを主人公は持ってて、魅入ってしまう。デイヴィット・フィンチャー映画は暗い画面の気品が本当にいいなとやっと気づかされた。そしてなんといってもラストシーンがいい。お金の問題で長い時間座らされて、親友とも揉めてるのに結局はFacebookを作った原因のあの子が忘れられないっていうのがまた自分みたいだなと思った。